オリンピック

夜更かししながらTVで見ていた、Tour de Franceで激しい勝負を繰り広げていたような”超人”たちの”本気の走り”を日本で見れる機会が、今回の #Tokyo2020 以降あるでしょうか。

彼らと比較するのも恐れ多いほどかけ離れたところにいる自分ですが、同じ自転車を愛する競技者として、日本で普段TVで見ているようなレースを見ることができ、その中で色々と感じる事がありました。

純粋な競技の勝ち負けだけに留まらず、それぞれの競技のそれぞれの選手が、五輪のスタートラインに立つまでのストーリーまで含めて、これだけ皆が一思いに応援できる大会は他に存在しないように思います。

祖国で開催されたが故に、いつもより一層リアルにより強く感じた想いの一つ一つを、自身のこれからのキャリアの中で忘れないようにして行きたいと思います。

五輪に参加する全てのアスリート、関係者にリスペクトを込めて。

JCL広島

こんばんは。先週末に行われた

JCL第三戦 広島トヨタ広島ロードレース

JCL第四戦 広島トヨタ広島クリテリウム

のレポートをアップします。

JCL第三戦 広島トヨタ広島ロードレース

初日のロードレースは、雨の中スタートしました。

チーム右京から3名を逃げに乗せてからは、残りの3名で可能な限りタイム差を広げる動きを。

最終的には6分半(完全に追いつかないタイム差)着いたところで始まったアタック合戦で消耗してまさかのラスト一周でタイムアウト。

遅れたタイミングが悪く(そもそも遅れるのが悪いですが)、明日に向けて淡々と走ってゴールしようと思ったものの、一人になってしまいあえなくタイムアウトとなりました。

個人的に相性が良いと思っていた広島中央森林公園でしたが、今回はうまく走れず残念でした。

全日本選手権が同じコースで行われる予定なので、良いイメージを持って挑めるようにしっかり準備します。

JCL第四戦 広島トヨタ広島クリテリウム

翌日のクリテリウムは、チームとしても自分のスプリントで行く作戦で走らせて頂きました。

序盤から小石キャプテンが逃げ続けてくれたお陰で、集団で楽しながら距離を消化。

チームメイトとコミュニケーションを取りながら、ストレス無くスプリントに備える事ができました。

小石キャプテン含む逃げは、一時逃げ切りかと思われるタイム差まで開きましたが、他のスプリンターを抱えるチームの猛追により吸収されました。

他のチームメイトに護られながらここまで距離を消化してこれた上に、逃げ吸収直後にも関わらず小石キャプテンが先陣を切って最後の勝負に向けて位置取りをしてくれました。

しかし、最終周に入り、緊張感高まる中で第一コーナーに突入したタイミングで、前走者が落車、止まりきれずに突っ込んでしまい前方一回転してしまいました。

今回の落車は、レース終盤に良く発生するレースアクシデントの一つなので、やむを得ない落車だと思います。そういう日もあります。

共にチームを背負い、最後の勝負を任されておきながら、満足に勝負する事が出来なかった小野寺選手の気持ちは自分が一番理解していると思います。

ここまでお膳立てしてくれたチームメイトには、本当に感謝しかありません。ありがとうございました。最後の最後に勝負できず、本当に申し訳なかったです。

落車による怪我ですが、まずは小野寺選手のご無事をお祈りします。

検査の結果、小山は全く怪我なしでした。

転がった時に、ここまでチームにお膳立てして貰ったことを思い出して、何処にこの悔しさをぶつければいいのか分からなかったですが、今はこの悔しさを次戦にぶつけるべく、高いモチベーションでトレーニングを再開しています。

そもそも久しぶりのレースでしたし、チームの力も強く、あとはスプリントするだけという展開まで来ていたので、本当の悔しいです。

落車後に、心配のメッセージを多く頂きました。

ご心配頂いた皆様、ありがとうございました。

小山は安定の頑丈さで無事です。

二日間応援、サポートありがとうございました!

次戦

JCLとしては次戦は大分ですが、個人としては今月末のAACAカップに出場予定です。(オリンピックの日です。)

それでは、また。

photo by @yoshig_06

素敵なお写真ありがとうございました!

サイクルジャンボリー袖ヶ浦

こんにちは。

昨日は、サイクルジャンボリー袖ヶ浦にゲストライダーとして参加させて頂きました。

午前中は生憎の雨模様でしたが、午後からは青空も見え始め、暑いくらいでした。

今回は横塚選手と2名で参戦させて頂きました。

朝一のピュアビギナーのレースから、午後の3時間エンデューロまで、前レースを走らせて頂きました。

一周2.5kmくらいなので、約80周回

密かに『合計200km走る』と決めてスタートしたのですが、最終レースのゴールライン通過時に、ピッタリ200.0kmで少し感動しました。

参加された皆様、お疲れ様でした。

ありがとうございます!

レースやイベント以外で、サーキットコースをノンストップで走れる機会はあまり無いので、とても良いトレーニングになりました。

内容的には、5時間/NP320w/av245wでした。

普段のトレーニングでは出し続けることのない時間、そこそこのパワーを出し続けられているので、良い練習になった事がデータからも分かりました。

ゲストライダーという形で、今回参加させて下さった主催者の皆様にも重ねてお礼申し上げます。

ありがとうございました!

初開催とは思えない盛況っぷりでした!

これをきっかけに今後のレースでもしっかり走れるように、精進します!

JBCF 群馬大会

こんにちは。

今日はJBCF群馬大会にオープン参加で出場させて頂きました。

まず初めに、今回レースを走る機会を与えて頂きありがとうございました。

本来ならばレースレポートをアップするところですが、目の前で起きた落車に突っ込んでしまい、30kmほどでタイムアウトとなってしまったので、今回は特にレポート出来ることがありません。

アタック合戦が続く中で身体も動いており、久しぶりに気持ちよくレースを走れてるなと感じていた矢先の落車でした。

不幸中の幸いで、怪我はなく、機材も損害はありません。

落車後、チェーントラブルで再出走がかなり遅れ、ペースが上がる集団に追いつくことは愚か、完走することすらできませんでした。

運が良いのか悪いのか、ピットの真ん前での落車だったので、台車があればな〜と思ったりもしますが、それも後の祭りです。

落車した位置も集団の真ん中より前で、位置取り的にも悪くないと思って走っていたので、認識が甘かったのかもしれません。(落車の原因は動画にて検証中です。)

勝ち負け以前に、久しぶりの貴重なレースを落車で失ってしまい、正直心が穏やかではありませんが、終わってしまったことは仕方ないと割り切ろうと思います。

次のレースが未定という闇の中にまた戻るわけですが、色々考えながら日々を過ごしていこうと思います。

応援サポートありがとうございました。

シーズン前半戦を振り返って

こんばんは。小山です。

久しぶりのブログ更新となりますが、今回はシーズン前半戦を振り返っていこうと思います。

まず、先程JCFから発表があったように、シーズン前半戦のピークに設定していた、6月末に行われる予定だった『全日本選手権』が延期になりました。

昨年のシーズン前半戦(0レース)に比べればレースはありましたが、依然としてコロナ禍でレース数は激減した2021年シーズン前半でした。

やはりレースを走ることが仕事だと思うので、レースに出れないことに対するフラストレーションが溜まる日々を過ごしていますが、逆にトレーニング(自身の力を上げること)に集中できると思えば、それはそれで良いのかなと思ったりしています。

TOJに関しても、最後まで出る予定でしっかりトレーニングをしていたので、選考から外れ悔しい思いをしました。

レースをライブで見ながら、歯痒い想いを感じ、更にフラストレーションが溜まりましたが、それもまた力に変えていこうと思います。

コロナ禍であっても、変わらぬサポートをしてくださるチーム、スポンサー、その他関わってくださる全ての方々に感謝申し上げます。

幸いなことに6月、7月と、多くは無いですが、レースを走れる予定で、その先もレースがあると言うことなので、今はそれを信じてトレーニングに励もうと思います。

全日本選手権に関しても、更に力をつけて挑むことができるとポジティブに捉えて、来たる日に向けて力をつけていこうと思います。

各大会の開催にご尽力下さっている関係者の皆様にも重ねてお礼申し上げます。

なかなか思うように伸び伸び走れない社会情勢ではありますが、こんな時だからこそペダルを止めずに進み続けて行こうと思います。

はやくレースをたくさん走れる日がきますように。

JCL開幕

こんばんは。小山です。

いよいよ今週末、今年から新たにスタートするJCL(Japan Cycle League)が栃木県で開幕します。

27日土曜日はロードレース(約150km)でメンバーは以下の通りです。

28日日曜日は50kmのクリテリウムで、メンバーは以下の通りです。

合宿で高めたチームワークを発揮できるように精一杯走ります。

残念ながら無観客開催となりますが、YouTubeでライブ配信があるので、そちらで見て頂ければ幸いです。

【YouTubeリンク】

https://www.youtube.com/channel/UCOn344q_ftCTeVpgmIpSnSg

チームトレーニングキャンプ

こんにちは。

今回は、先週、静岡県伊豆で行われたチームトレーニングキャンプを振り返ってみようと思います。

今回、チームに合流してはじめての合宿で、コロナ禍で外国人選手は合流できなかったものの、日本人選手は全員集合することができました。

ほぼ初対面の選手とも、このキャンプを通して交流ができました。

©︎Yosuke Suga

宿を出て5分で30分以上登る伊豆でのキャンプは、個人的には楽なものではありませんでしたが、心強いチームメイトと充実した時間を過ごすことができました。

©︎Yosuke Suga

皆でオフバイクトレーニングやストレッチをしたりと、実際に外でトレーニングする以外の時間も有意義に過ごせたかなと思います。

©︎Team UKYO

年齢に関係なく、全員が自転車歴で言えば先輩なので、学ぶことばかりです。

そういう点でも、良き先輩方に恵まれたと感じています。

今週末には、いよいよチームとしての初戦があるので、チーム一丸となって勝ちに行きます。

東京丸の内の三菱ビルに、今年から新しく始まるJCLの特設ブースが設けられています。

各チームのウエアやバイクなどが展示されています。

もしお時間ある方は脚を運んでみてください。

それでは、また。

西日本チャレンジ

こんにちは。小山です。

今日は西日本チャレンジに参戦しました。

以下レースレポート


レース:西日本チャレンジ

クラス:エリート

距離:12km×7周 84km

結果:14位/85名(完走58名)


今回、チームからは石原選手と小山の2名で参戦しました。

序盤、石原選手含む数名の逃げができたシーンもありましたが、程なくして吸収され、その後中盤にできた2名の逃げが決まりました。

捕まるだろうと思い、集団内で待機していましたが、なかなかタイム差が縮まらず、少し焦って前を引いてみたりするも、なかなか縮まらず、40秒差で最終周へ突入しました。

©︎Itaru Mitsui

最終的に、マンセボ選手を始めとするマトリックスの牽引で、なんとか前が見える位置まで来たところで最後の登り突入。

マンセボ選手がアタックしたので、マンセボ選手→石原選手、自分の順番で反応

想像よりキツくなく、登りをそのまま終えてスプリントへ。

最終コーナーを先頭で曲がってしまい、落ち着いて対処するべきところだったのですが、そのまま早駆けしてしまい、最後は沈んで14位でゴールでした。

©︎T.Yusuke

目の前に逃げていた二人が見えていたとは言え、焦って早駆けして、結果的に沈んでしまった点は、今後繰り返さない様に反省します。


今回、個人的な参戦という形だったのですが、現地でTeam UKYO Reveの皆様に、手厚いサポートをして頂いたお陰で、レースに集中する事ができました。

応援、サポートして下さった皆様、ありがとうございました!


レース前に洗車&メンテナンスをMovementさんでして貰いました!

大阪に帰ってきている時はいつもお世話になっています。

今回もありがとうございました!

光陰矢の如し

10年前の今日

ちょうど小学校卒業の年

自転車に出会う5,6年前

東日本大震災が発生しました。

未曾有の大災害に、小学生ながら大きな衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。

犠牲者の方々のご冥福と、今もまだ闘われている被災者の方々が、いち早く日常を取り戻されることを心からお祈りします。

光陰矢の如し

時が経つのは早いもので、震災から10年の節目を迎えた2021年ですが、あっという間にオフシーズンも終わり、今週末の『西日本チャレンジ』からレースシーズンが始まります。

短い人生の中の、さらに短い選手生命の中で、また一年、闘いの日々が始まります。

レース仕様のバイク

この冬、しっかりとトレーニングしてきたつもりですが、やはり実際にレースが始まるまでは期待と不安の両方が募るものです。

日頃より活動をサポートしてくださる全ての方々に感謝しながら、全力で闘っていく所存です。

オフシーズン振り返り

こんばんは。小山です。

関東は冬用フル装備で走り出すと暑いと感じるほどには暖かくなってきました。

気温の変化が激しい季節の変わり目、皆様いかがお過ごしでしょうか。

お身体にはお気をつけください。

オフシーズン振り返り

2020-2021オフシーズンも終盤に差し掛かり、あと1ヶ月ほどでシーズンが開幕します。

今回はこのタイミングでオフシーズンのトレーニングを振り返ってみようと思います。

基本的なトレーニングの流れ

基本的なトレーニングの流れとしては、毎日トレーニングメニュー(インターバルメニュー)がコーチ送られてきます。

その内容と自身のフィーリングを擦り合わせ、適宜コーチと相談しながら全体のボリュームを決めていきます。

11月から今日までの客観的な振り返り

11月からトレーニングを再開したので、そこから今日までの流れを客観的に(データで)振り返ってみようと思います。

どの数値も絶対的な指標にはなり得ないと思うので、トレーニングの雰囲気を掴む参考までに。

11


12月


1月


2月(今日2/17まで)


CTLの変化

おおよそCTL100切るくらいまで休んで、そこから約3ヶ月半経った今日現在のCTLは135でした。


11月から今日までの主観的な振り返り

次に、文字通り自分の主観的な振り返りをしていこうと思います。

11月〜12月

乗り始めでフィーリングも悪く、常にポジションを弄っていた記憶があります。

どれだけ弄り倒しても、結局元のポジションに戻ってきます。それは分かっているんですけど、弄りまくっていました。

シーズン中に比べてあまりの走れなさにがっかりする毎日でした。

たまにがっかりしすぎてトレーニングをサボる日もあったと思います。(息抜き大事です。)


1月〜今日

年が明けてから、ギアを一段上げられた感覚があり、高強度域に入れるトレーニングも増えました。

あとは、上にあげたデータからも分かるように、ボリュームもほぼ倍になっています。

乗れば乗るほど調子が上がる感覚を感じていて、実際にまだまだ乗れると思いますが、メリハリをつけて休むときはしっかり休んでいます。

CTLの推移グラフの波形を見てもわかるように、上げては少し休んでを繰り返してきました。

回復は非常に大切で、コンディションは上げ続けることはできないので、ちょうど良いタイミングでしっかり休む必要があります。

回復の重要性は、当たり前ですがボリュームや強度が上がれば上がるほど大切になってきます。


こんな感じで、今回はオフシーズンのトレーニングについてブログを書いてみました。

お付き合い下さった皆様ありがとうございました。

それでは、また。