あけましておめでとう御座います。
今年も皆様よろしくお願い致します。
こちらは年越しまで2時間ほどですが、トレーニングを終えて一息つきながら新年のご挨拶ということで筆を取らせて頂いている次第です。

まずは2025年の振り返り
トレーニングキャンプで絶望しました。

日本で過ごした昨オフシーズン、自分なりにコーチから送られてくるメニューをこなし、想像できる限りの準備はしたつもりでしたが、甘かったです。
この点は素直に反省
実力不足と準備不足が重なると、文字通り終わりです。
初日に『終わった』と思ったトレーニングキャンプでしたが、日に日に感触が良くなりました。

レースレポートをアップしているので各々のレースの振り返りは割愛しますが、春先にマヨルカで開幕し数レース走った後に、ビザに必要な手続きのために2ヶ月超日本滞在を余儀なくされた時期がありました。
これも最悪でした。
この期間に数レース(ステージレース含む)出場予定だったレースに出場することができず、トレーニングに関しても東京に滞在したこともあって正直うまく行きませんでした。
途中出場したツアーオブターキーなどのレースも、日本から行って、日本に帰ることになり、ヨーロッパ拠点とは言い難い期間が続きました。

しかし、スペインで就労ビザを取得することができたので、今思えば絶対に必要なプロセスだったので仕方なかったと思えています。
出たかったレースがあったので悔しいですが。
ヨーロッパに戻って、なる早でアンドラへ戻りました。

いつもの仲間と走ってみるものの、やはり日本で積んできたトレーニングでは不十分で、最初の2週間くらいは苦しみしました。
拠点を標高2200mの街にして、無理やりトレーニングを加速せ、シーズン最終盤あたりにやっとチームからも評価してもらえるような走りができるようになりました。

とはいえ、少しアシストができたくらいで、個人のリザルトは愚か、アシストとしてももっと貢献しなければならない事が多くあったのが現実だと思います。

良い時も悪い時も、いつも変わらない応援、サポート頂いた皆様、本当にありがとうございました。
2026年に向けて
昨オフシーズンの強烈な反省から、日本に3週間だけ滞在して10月末にヨーロッパへ戻りました。

10日間ほどパリで休暇を楽しみ、スペインのカルペに拠点を移しました。
アンドラが暖かくなるまでカルペに滞在予定です。
この場所は世界中のサイクリストが冬場から夏前まで集まるトレーニングの聖地的な場所として有名で、グローバル6時代に合宿をした場所でもあります。

まず、シーズンを終えて帰国した瞬間からアパートを探し始め、何軒かの不動産屋に連絡を取り、なんとかアパートを確保しました。
長期で借りるのは当たり前ですが、ビザや収入証明などの書類が必要で、今年の前半に苦しんだビザのプロセスがここで早速活かされました。
そこから大晦日までの約1.5ヶ月間、去年とは比べ物にならないクオリティのトレーニングができたと思います。
このクオリティの差は、やる気の問題ではなく(それも勿論あるけど)、環境的な問題が大きいと思います。
なぜなら、昨オフシーズンも決してサボっていた訳ではなく、同じような熱量でトレーニングへ取り組んでいたからです。
世界最強のプロ選手たちが、世界最高のモチベーションで、世界最高の場所で、世界最高のトレーニングをしてシーズンをスタートさせていくヨーロッパのサーキットでは、冬場を日本で過ごすことの厳しさといったら、言葉にできないくらいです。
強いて言葉で表すならば、今後選手を続ける限りは絶対にここでトレーニングしたいと思っています。
それっぽいこと
SNSなどで見て、『それっぽいこと』を僕も日本でやってきました。
雰囲気でやるのと、実際に自分の目で見てやるのとは、あまりにも大きな差があると感じています。
こればかりは自分で体験するしかないので、僕がどれだけ発信しても無駄だとは思いますが、ウザがられても良いので、いつか誰か若い選手がヨーロッパに来てみるキッカケになれば幸いです。
日本にいたら、『それっぽいこと』が耳に入ってきます。
ヨーロッパの選手から聞く『それっぽいこと』は、『ヨーロッパのそれっぽいこと』ですが、日本で聞くのは『日本のそれっぽいこと』であって、それ以上でもそれ以下でもないです。
なぜなら、ここ数年でヨーロッパでプロ選手として腰を据えて活動してきたので、新城選手と別府選手、土井選手くらいしかいないので、日本人から聞くとすればその3名から以外は『日本のそれっぽいこと』でしかないからです。
『それっぽいこと』を積み重ねていくことで『っぽい』が取れて『それ』になることは大いにあると思うのですが、ヨーロッパに目標があるなら『ヨーロッパのそれっぽいこと』から始める必要があると思います。
ハッキリ言ってトレーニング云々以前に、生活の難易度が違いすぎます。
そんな中でも、自分の目指していることに対して、適切な場所で、適切なことを常にベストを尽くして行い続ける必要があります。
僕の場合は自分で望んで来ていますし、日本に帰りたいとも思いませんが、この先ヨーロッパへくる若者がトレーニング云々以前に、生活の難易度で壁にぶち当たるのは容易に想像できます。
若い選手は、僕に聞いてくれたら可能な限りは答えますが、実際に僕が答えられることはほぼ無いです。(ヨーロッパにいる若い選手で何か困ったことがあれば、解決できるかは保証できないですが、相談くらいは乗れるかもしれませんので、いつでも連絡してください)
なので、まずは上記の3名に聞いてみてください。
答えてくれるかは保証できませんが、本気度が伝われば答えてくれると僕は信じています。
今後の予定
今後の予定としては、1月半ばからトレーニングキャンプがあり、その後すぐにレースが始まります。
今の予定ではおそらく例年通りマヨルカで開幕する予定です。
スケジュールが分かり次第、随時アップデートさせて頂きます。
こんな感じで年明け前にザッと書いてみました。
お読み頂いた皆様ありがとうございました。
本年も何卒よろしくお願い致します。
それでは、こちらの年越しの瞬間をどうしても自転車の上で迎えたいので、今からローラーしたいと思います。
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